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◇構築
『キズナメタリカ連鎖 2022 (改)』
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4 x ナゾの光・リリアング
4 x 夜の青守銀 シャイン
4 x 青守銀 シャイン
4 x T・T・T
2 x コッコ・武・ルピア
3 x ストップンの心絵
4 x コアクアンのおつかい
4 x 記憶の紡ぎ 重音
4 x 熱線と照射の決断
1 x 神の試練
4 x 天命龍装 ホーリーエンド／ナウ・オア・ネバー
2 x 邪眼の祈祷師ザビ・ミラⅣ世
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◇概要
《記憶の紡ぎ 重音》(以下:重音)のキズナ能力で《熱線と照射の決断》(以下:ソルフレア)を唱えてキズナクリーチャーを連鎖的に展開し、
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最終的に《神の試練》をループして追加ターンを取り続けるデッキです。
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このブログでは2019年から過去2回にも渡って触れたキズナ連鎖ですが、
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新弾で《ソルフレア》が登場したことで、またしても更新することになってしまいました。
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今までは連鎖の部分を《ジャスティル・ミナリエ》が担っていましたが、
今回の新規呪文はラビリンスのような厳しい条件無しで《重音》を含むキズナクリーチャーを2体踏み倒せるため、
以前よりもコンボ始動のハードルがぐっと低くなりました。
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加えて、連鎖の次のステップである大量展開部分を《混合の絶ち 那暮》から《邪眼の祈祷師ザビ・ミラⅣ世》(以下:ザビミラ)に、
フィニッシュを《ダイヤモンド・カッター》によるワンショットから《神の試練》でのループに変更。
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これらの部分に関しては以前のものにも良さはあるのですが、
展開部分でどうしても捲りによる不確定要素が出てくるのがネックになっていたため、
それを今回の変更で解消を図った形になります。
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総じて今回の更新では流れの中で所々確率的に怪しい部分が多少まともにすることができました。
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特に今回は《ソルフレア》のように連鎖の道中で事あるごとにドローを挟めるので、以前よりも連鎖が止まりにくく、キズナのト効果ストックも過剰に増やせてかなり自由が利くようになっています。
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◇流れ
- 《重音》のキズナプラス能力で《ソルフレア》を唱え、キズナクリーチャー(《リリアング》、《シャイン》)を出す。
- キズナクリーチャー登場時に《重音》のキズナ能力を選んで使用。再び《ソルフレア》を唱えて展開し、キズナのストックを増やしていく。
- 途中で余ったキズナストックを使って《T･T･T》や《コアクマンのおつかい》を唱えて手札も増やしていく。
- 場にある程度キズナクリーチャーが揃ったら、《ナウ・オア・ネバー》からの《ザビミラ》ですべて破壊して出し直し、キズナの効果ストックを爆発的に増やす。
- 《重音》効果のドローなどで山札が残り2,3枚になったとき、《神の試練》を唱えて追加ターンとLO回避状態を得る。
- 《コッコ・武・ルピア》で《神の試練》《ナウ・オア・ネバー》などを山札に戻し、《ザビミラ》をループさせる※。
- ループ中に発生させたトリガーで相手のSTが無力化できるまでハンデスや除去、墓地リセット、追加ターンを繰り返しダイレクトアタックで勝ち。
※ループはLO回避できるようにしてナウオアネバーを武ルピアで山札に返せば成立です。
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◇各カードについて
-《熱線と照射の決断》
新規踏み倒し呪文。
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実は少し前にネイチャーとASMラジオを試してどちらも単体では強カードにも関わらず微妙にかみ合わなかったため挫折しているのですが、
これは最初に試した時点でもかなりスムーズに回ってくれたので正直驚きました。
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いかに踏み倒しモードのドローが偉いかが分かります。
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他のモードは基本的にこのデッキでは使いませんが、タマタンゴパンツァー+ジスタジオの壁をパンプアップを繰り返することで突破、、、みたいな小技はあるので、あって困る物ではありません。
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-《神の試練》
フィニッシュ手段。
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決まってしまえばあっさり山札が消滅するので無理なく採用できました。
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無限ターンはどちらかというとオマケでオーバーキル感は否めませんが、
LOを気にしなくてよくなるのはやっぱり楽ですね。
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正直、ダイヤモンドカッターの方がさっぱりしていて個人的には好きなのですが仕方ありません、、、(笑)。
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-《天命龍装 ホーリーエンド／ナウ・オア・ネバー》
-《邪眼の祈祷師ザビ・ミラⅣ世》
大量展開パーツ。
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前述の通り那暮れと異なり、既に出ているキズナを再利用するので捲り要素が無くなりキズナのストックを増やしやすくなりました。
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また、リリアングを破壊しようとすることで盾落ちした神の試練を回収することも可能です。
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代わりに十分にキズナが並んだ状態でなければ美味くないので、起動のハードルの高さにおいては重音1体あれば山札から増やせる那暮に軍配が上がるかもしれません。
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また、那暮は呪文面がそのままフィニッシュ手段にもなる点も惜しい、、、(カッターが好きなだけ)
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そういえば、展開部分が綺羅starエヴォルピア基盤の構築も見かけましたが、そちらは試してないので比較できていない状況です。
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総合的にはそちらの方がデッキの強度としては高くなりそうではありますが、綺羅starからは最大で2体しか出せないのは気になります。
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-《コッコ・武・ルピア》
墓地メタ。主に対アビス用。「たけしルピア」で変換する人が続出していることで話題。
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墓地と山札を自由に操作できる上に除去まで付いているのでループパーツとしても優秀で、新弾では1、2位を誇るの汎用性を誇るカードだと思ってます。
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よくよく考えるとこれ1枚だけでLO回避できるので、神の試練って実は必要ないですね、、、
ラッキーナンバーをループさせてソルフレアで突っ込むだけで良さそう。(これはまた次回)
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-《ストップンの心絵》
メタカードを除去した所で2枚目が出てきたり、回収されて再召喚されるとどうしょうもないので、シンカパワーで重音の召喚と同時に除去できるこれに白羽の矢が立ちました。
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破壊されにくい進化元でもあり、STでもあるので単発の除去と比べても有用です。
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メタクリーチャーの流行り具合によっては優先順位は下がるので、この枠は同じく破壊されにくい進化元でキャントリップ持ちのライオネルの天宝も採用候補です。
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-《コアクアンのおつかい》
TTTが強くて他のドローソースが霞んでしまって5枚目以降を探すのに苦労しましたが、さすがにドローソース4枚はギャンブル過ぎたので多少質は落ちるもののできる限りTTTに性能が近いカードを採用しました。
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水文明の枚数が少なめで一見TTTもこれも唱えにくく見えますが、マナに置くカードがはっきりしている上にリリアングでTTTの色を無視できるパターンがあるので、結果的にどちらかでドローできることが多くなっています。
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なお、武ルピアは墓地に落ちてしまいますが、ザビミラで戻せるので多くの場合は問題ありません。
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-《記憶の紡ぎ 重音》
-《ナゾの光・リリアング》
-《青守銀 シャイン》
-《夜の青守銀 シャイン》
-《T・T・T》
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いつもの。
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当然カードそのものに変化はないのですが、キズナプラスに関わるルールを今まで勘違いしていたので訂正します。
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つまり、重音の攻撃時に重音とリリアングを選んだ場合、リリアングでTTTを唱えてから重音の踏み倒しが出来るということらしいです。
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夢が広がりますね！
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それ以外で新しく覚えておいて悪くなさそうなのは、
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・シャインはSTで出てもP2500ラインで並んでしまいレッドゾーンに対してはまるで歯が立たないこと
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・ナウオアネバーでリリアングを出し入れしても解決時に自身のキズナを参照できないので呪文は唱えられないこと
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・夜の守青銀シャインは自身をタップできるおかげでソルフレアを軽減して4t目に唱えられること
(リスキー過ぎてまずやらないが相手にジャドク丸があったらありかもしれない)
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くらいですかね。
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◇おわりに
実はこのデッキ、
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ファンデッキとしては正直かなり強くてカジュアルシーンでは一方的なゲームになりがちで使いにくく、
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かといって競技シーンで使うには強度も練度も不足している、
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という一番扱いに困る中途半端な立ち位置にあるため
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割と「誰かなんとかしてくれ！」というのが今の心境です。
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そんな感じでファンデッカーに足りないのはアイディアではなく、調整力&調整環境とそれに耐えられるだけの精神力だと思う今日この頃。
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2022/12/21(追記)
一晩立って冷静になってから回してみたんですけど、思っていた以上に不安定だったんで、もう少しがんばるます。
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以上『キズナメタリカ連鎖2022(改)』でした。
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